ビットコインは、2024年3月の800万円突破以降、レンジ相場で上下を繰り返し、まるで迷走台風のようです。
1ドル160円の円安になれば悲観し、1ドル144円の円高になればまた悲観する。これでは相場全体が弱気になってしまいますね。
何かの風が吹くまでこの状況は変わらないのでしょうから、じっくりと様子を見ていきましょうか。
ビットコインの週足チャートです。
出典:bitbank
2024年8月29日9時04分頃です。855万円です。
短期線は20週移動平均線(青色)
中期線は50週移動平均線(赤色)
長期線は90週移動平均線(黃色)
今のところ上がるとも下がるとも方向性が見えません。ただ、50週中期移動平均線を下回ってはいないので、1000万円突破もあり得るように思います。
2016年や2020年の半減期後のような強い値上がり期待は今のところありません。もう上がらないんじゃないかという思いがこの価格推移なのでしょうね。
株の格言では「もうはまだなり。まだはもうなり」というのがあります。多くの人が「もう上がらないんじゃないか」と思うのなら、むしろ上る可能性が期待できます。
あえてこの高値で買う必要性もないですから、手持ちの平均取得単価が500万円前後なら様子見で良いと思います。
買い時は1000万円の半値以下(500万円以下)になった時と思っています。
前回の半減期以降のチャートをもう一度振り返ってみたいと思います。
出典:TradingView 過去5年チャート(2019年8月から2024年8月)
チャートは月足です。
本来なら、1000万円超えの高値は半減期後の今の時期にあるべきでしたね。そうすれば10万ドル(約1400万円)も期待できたかもしれません。
前回の半減期は2020年5月12日で、ビットコインが上昇に転じたのは2020年10月からです。2021年4月に最高値をつけ、さらに2021年11月に最高値を更新しました。
なので、今回は9月か10月頃に上昇に転じなければ、最高値更新はないかもしれません。上昇に転じれば10万ドルはあるかもしれません。
大きな資金が流れ込めば急騰はありえます。ただ、大きな資金は最高値更新前に売り抜けますから、一般投資家は高値掴みをしないように気をつけます。
安い平均取得単価で現物を持っている方は、急騰時は利確のタイミングを見極めましょう。「頭と尻尾はくれてやれ」という格言もありますから、深追いは禁物です。
どちらにしても、半減期後の需給関係で20万ドル、30万ドルに高騰するというのはもう夢物語なのかも。「もう」ですので期待は残っています。5年後、10年後にはわかりますね。
当分は様子見です。
※あくまでも個人の感想で、ひとりごとに過ぎませんから、あてになさいませんように。
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