トランプ大統領の暗号資産に関する大統領令は1月23日に出ました。
初日からわずか2日遅れただけで市場は冷めた目で見ていますね。タイミングの大切さを痛感します。
さらに、ビットコインの準備金ではなく暗号資産の準備金であることや、準備金の決定ではなく可能性の検討であることなどが、やや後退した印象を受けます。
トランプ氏はビジネスマンですから、国家の利益になるようなら推進するし、そうでないなら撤退するのも早いかもしれません。
でも、暗号資産、中でもビットコインは信頼性が高く流通量も格段に大きいですから、ビットコイン自体の価値はゆるぎないものと思います。
ビットコイン週足チャート
出典:bitbank
2025年1月28日10時51分頃です。価格は1,584万円です。
短期線は20週移動平均線(黄色)
中期線は50週移動平均線(青色)
長期線は90週移動平均線(紫色)
ビットコイン日足チャートでは
今のところ20週短期移動平均線が下支えになっています。
ビットコインの価格は、その価値にかかわらず、金利引き上げなど外部要因で価格が上下するのが暗号資産の常ですから、正確な予測は難しいです。
でも、今急落する要因が見当たりませんから、何かのきっかけでもう一段高はあると思っています。
今回の半減期後の最高値予測は、当初の1200万円台を大きく超えていますし、1500万円台はないだろうと思っていたのも軽く超えてしまいましたね。
今時点での最高値予測は1800万円前後と思っています。1600万円台から1800万円前後では利確に動こうと思っています。
ちなみに、3回目の半減期後の最高値から急落した2021年の様子を見てみましょう。
ビットコイン日足チャート 2021年
出典:bitbank
短期線は20週移動平均線(黄色)
中期線は50週移動平均線(青色)
長期線は90週移動平均線(紫色)
日足では2021年11月10日に最高値779万円をつけたあと、6日後には20週短期移動平均線を下回り、その時点で20週移動平均線がすでに下向きに変化が始まっています。
デッドクロスが出現するのはさらにその1か月後です。
これが最も早い時点での兆候と考えると、2025年1月時点ではまだ急落の兆候はありません。
ただ、いくらトランプ大統領でも時価総額300兆円を超えるビットコインの価格を自由にコントロールできるはずがありませんから、次の史上最高値を付けた後の急落はあり得ると思っています。
それが2025年上半期なのかは分かりませんが、年末には半値以下になっているかもしれませんね。
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