ビットコインは、2024年4月20日午前9時10分ごろ、実行ブロック84万個目のブロックに到達し、4度目の半減期を通過しました。
4月20日のザラ場の高値は約1012万円でした。
3月半ばごろからレンジ相場が続いていましたが、4月30日からは急激な下げが続いています。
次は2024年5月2日9時30分のビットコインの日足チャートです。
出典:コインチェック
コインチェックのチャートはログインしなくても見られるのがとても便利です。口座も持っています。
短期線は20週移動平均線(青色)
中期線は50週移動平均線(赤色)
長期線は90週移動平均線(緑色)
下げが抵抗線と思われた90日長期移動平均線を下回ってきました。普通ならこのまま下げ相場に入ってもおかしくない展開ですね。
ネット情報でも楽観論と悲観論が入り乱れています。
将来のことは誰にもわかりませんが、過去の推移からある程度予測することはできそうです。
楽観論の一つ
・過去3回の半減期では、半減期後に過去最高値を記録しています。
1回目の半減期後 900円が⇒12万円に高騰
2回目の半減期後 4万円が⇒200万円に高騰
3回目の半減期後 30万円が⇒776万円に高騰
過去3回の半減期後には必ず最高値を更新しているから、この論理で行くと、4回目の半減期後も230万円が10倍程度には上昇してもおかしくありません。
次は2019年4月から2024年4月までのビットコイン5年チャートです。
出典:TradingView 過去5年チャート(2019年4月から2024年4月)
悲観論の一つ
・4回目の半減期前に史上最高値を更新した
半減期を迎えた4月20日以前に史上最高値である約1100万円を記録しています。
半減期前に史上最高値を付けたことは今までにありません。深い調整に入る可能性があります。
どちらもうなずけますね。
この4回目の半減期の前後は、実際、今までとは違う値動きをしてきました。
なので、このあと一旦調整に入るんだろうなとは思います。50週中期移動平均線が90週長期移動平均線を下回ればトレンド転換になりますので、今後の値動きには注目ですね。
ただ、半減期後のビットコイン供給減少の影響は次第に出てくるはずで、いずれ上昇に転じるのだろうなとは、期待も込めて思います。
ビットコインは、言ってみれば唯一の正統派の暗号資産で、その価値がゼロになってしまうことはほぼありえないと考えます。
私のスタンスとしては、調整後の下値は丹念に拾って上昇に備えたいです。
※あくまでも個人の感想で、ひとりごとに過ぎませんから、あてになさいませんように。
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